響とは
響とは日本が誇るサントリー3大ウイスキーの1つで、ブレンデッドウイスキーに分類されます。あとの2つがあの山崎と白州となるのですが、この2つをブレンドして造られているのがこの響です。
日本ブレンデッドの最高峰
平成元年に、サントリー創業90年を記念して造られたのが「響17年。」それから四半世紀後に発売されたのが「響 JANAPESE HARMONY」です。
グラスに注ぐと、響シリーズ共通の芳醇で華やかな香りが広がります。その奥にひそむのは、熟成した樽の香りとどこか香木に似た香り。口に含めばクリアな甘みが舌に広がります。加えて同シリーズのほかのボトルにはフレッシュさがあり、思わず頬が緩んでしまうぐらいです。
特に感じるのは、バランスの良さで、甘味とスパイシーさが穏やかに調和していてトゲトゲしたところがありません。
驚いたことに、チョコレートだけでなく、和のスイーツとも相性が良さそうな味。直前、食中、食後酒としてどんな料理にも合いそうだが、和食とは抜群の相性です。ブレンデッドの初心者の方にも、通の方にもおすすめしたいものです。
響の特徴チャート
香りはスイートでフローラル、フルーティ。上品でクリーン。バニラ、クリーム、アニス。穏やかだが非常に複雑。
味わいはまろやかでスイート。余韻は中程度でフィニッシュにオーク、白木。加水してもバランスが崩れずそのまま伸びるイメージです。ソーダで割ると極上なハイボールが出来上がるでしょう。